アレルギー性紫斑病の治療

【相互リンク募集中】サイトのアクセスアップにお役立てください。
登録はこちらへ

アレルギー性紫斑病の治療

　症状が紫斑のみである場合には、無治療で経過観察します。（出血斑は動きが激しくなると増えるので、安静を心がける必要がありますが、厳しい安静は必要ありません）

　症状が急性期の場合には、安静を保ち、症状に応じた治療を行います。先行感染に対しては原因に対して有効な薬剤を使用します。

　腹痛･関節痛などが強い場合には、入院加療が必要となる場合が多くなります。また、腎炎の発症の可能性があるため、定期的な尿検査が必要です。

　アレルギー性紫斑病は数ヶ月間は繰り返しますが、多くの場合、予後は良好です。まれに数年の間隔をおいて再発することがあります。

　腎炎は数年のうちに約８割で消失しますが、腎障害が強かった場合には、改善しても後に腎機能が低下したり、女児では妊娠中に腎機能が悪化する場合があることも指摘されています。