赤ちゃんと子供のアレルギー

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赤ちゃんと子供のアレルギー

アレルギー検査

　ほとんどのアレルギー検査で問診と血液検査が行われます。
　ただし、採血が難しい場合には現在の症状などから判断した対処療法を行う場合もあります。
　この場合には、食事日誌や症状が起きたときの詳細などが診断の参考になります。

小児喘息（気管支喘息）

　子供の喘息は、成長する間に喘息発作が起きなくなることがあります。
　子供の喘息は発作を起こせば起こすほど治りにくくなるので、発作がない時でも喘息の薬（吸入ステロイド薬、抗アレルギー薬など）を続けて、なるべく発作を起こさないことが重要となります。
　お薬を続けている間は、用法・用量を守り、気になることがあれば医師に相談しましょう。
　お子さんが飲み忘れたかな？と思ったらさりげなく声をかけてあげましょう。

アトピー性皮膚炎と食物アレルギー

　お子さんがアトピー性皮膚炎では？と疑われる場合には、医療機関でアトピー性皮膚炎が食物アレルギーに関連していないか検査をしてもらいましょう。
　アレルギーを起こす原因となる特定の食物に反応する抗体（ＩｇＥ抗体）が見つかれば、実際にその食物を食べるのをやめてみて、本当にその食物が原因かどうかをはっきりさせます。
　また、母乳を飲ませている場合には、お母さんにもその食物を食べるのをやめます。（食物の成分が母乳にでてくるため）

食物アレルギーと離乳食

　赤ちゃんに食物アレルギーがあっても、２〜４歳位にはよくなることが多くあります。
　信頼できる医師に、食物除去をいつまで続けるのか、改善する方法などを相談してみましょう。

　アレルギーの症状を起こす食物が多数ある場合には、栄養不足にならないよう栄養士や医師の指導を受けましょう。

　日本アレルギー学会（http://www.iscb.jp/)では、アレルギーをお持ちのお子様のために有益な情報を公開しています。