アレルギー性結膜炎の治療

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アレルギー性結膜炎の治療

【抗アレルギー点眼薬】

　アレルギー性結膜炎の治療では、抗アレルギー点眼薬が処方されます。

・ヒスタミンＨ１拮抗点眼薬
　･･･痒みが強い時、かゆみを引き起こすヒスタミンの作用を抑制します。

・メディエーター遊離抑制点眼薬
　･･･ヒスタミンの増加を抑える作用があります。効果が現れるまで2週間ほどかかります。

・副腎皮質ホルモン（ステロイド）点眼薬
　･･･作用が強く効果が高い点眼薬です。副作用があるため医師の指示を守りましょう。

　抗アレルギー点眼薬は一般的に１日に３〜４回、１回につき１〜２滴を点眼します。

　花粉症などの季節性のための抗アレルギー点眼薬は、花粉が飛散する２週間程前から点眼しはじめると効果的です。

【根治療法】

　アレルギーの原因物質（アレルゲン）が分かっている場合には、アレルゲンの薄いエキスを皮内注射します。これを数ヶ月〜数年間、繰り返します。

　アレルギー症状がでる直前の濃度で行い、徐々に濃度を高め慣れさせていくことでアレルギー症状が起きにくい体質へと変えていくのです。